会長ご挨拶(2010年)

澪電会会長 渡辺 克信
(通信・昭42)

 会員の皆様にはご健康でご活躍のこととお慶び申し上げます。また日頃より会の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。このたび、白川会長の後を受け、「澪電会」会長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 ご存知のように、母校・大阪大学は、2011年、大阪帝国大学としての創立以来80周年の記念すべき節目を迎えます。今回の周年事業は、大阪外国語大学との統合後初めての周年事業であり、2010年度のプレ・イベントも含め、これまで以上の大きな規模となります。2011年5月1日には80周年の記念式典、祝賀会が予定されています。また、80周年記念イヤーとして、年間を通じ、シンポジウム、記念イベント等々、記念事業委員会のもと、着々と準備が進められております。

 実は、このような重要な時期に、諸先輩、また、日本の産業を支える実業界のみなさまが多数おられる中、マスコミという一種の「虚業」に関わる者が、「澪電会」会長をお引き受けしていいものだろうかと、いささか迷いました。迷ったのですが、卒業生であることに加え、偶然のご縁がありました。

 手前味噌の話ですが、私の勤めております朝日放送は、一昨年、社屋を移転いたしました。堂島川のほとり、「ほたるまち」です。大阪大学医学部附属病院の跡地であります。また、川を隔てた向かい側には阪大中之島センターがあり、私の部屋からよく見えます。周年記念事業は、中之島を中心に行なわれるものも多くあります。こういったご縁もあり、お引き受けすることを決めました。

 大学の同窓会は、小学校、中学校、高校の同窓会とは、おのずから性質が異なると思っております。旧交を温めるにとどまらず、専門的学問と、産業が出会うべき場所、いわば「産学共同」の現場であり、その具体的な場を提供することが、われわれ「澪電会」の大きなつとめだと思います。

 今般、会長をお引き受けするにあたり、この会の意味を重く受け止めながら、白川前会長の提唱された「澪電会三原則」を確認し、引継ぎ、より強化したいと考えております。 「三原則」とは、

 一、「母校の支援」

 二、「会員へのサービス強化」

 三、「運営の健全化」

たいへんよくできた原則ですので、そのまま引継がせていただきます。

 一、「母校の支援」ですが、創立80周年記念のシンポジウム、記念イベント等において、特に電気系教室のご支援となるよう、澪電会として協力できることは何かを、役員、幹事、事務局の皆様方と検討を進めております。また、せっかくの大きな催しを広く知っていただくよう広報にも力を入れ、充実した「80周年記念イヤー」とするべく努力いたします。

 ニ、「会員へのサービス強化」ですが、実は私、今回、会長のお話をいただいて初めてこのホームページを見たのですが、たいへん充実しております。このIT時代、ホームページも活用しながら、各地方の支部も含めた情報交換を密に行なってまいりたいと考えております。

 そして最も大切なことが、「運営の健全化」です。歴代の会長が繰り返し、強くお願いされてきたことを、私も申し上げます。「運営の健全化」。すなわち、会費の納入率の向上でございます。現在会費を頂戴している会員は、澪電会全体の4分の1にとどまっています。なんとかこれを、過半数までは持ち上げたいと思います。「80周年」が、たいへんよいきっかけになることを願っております。

 大阪大学80周年記念事業のタイトルは、「原点へ、未来へ」となっております。みなさま一人ひとりが原点を見つめなおし、そして大学と卒業生の未来に思いを致すことを、会の活動を通じお手伝いできましたら、これに勝るよろこびはありません。微力ではございますが、みなさまのお力添えをもちまして、精一杯つとめさせていただく所存でございます。ご理解とご支援を切にお願いして、ご挨拶にかえさせていただきます。


Last-modified: 2010-08-23 (月) 12:39:22 (3133d)